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Kindle Fire HDXで他のandroid端末でダウンロードしたアプリを使うには 「dビデオ」がkindle FIRE HDXで見たかった・・・

備忘録的なブログです。

ドコモの動画アプリ「dビデオ」を、Kindle Fire HDXで見たい、と思ったが、kindleはgoogle playがそもそもなく、kindle専用のアプリしかダウンロード出来ない。そして「dビデオ」はkindleのアプリにはない。

しかし、kindleのOSはandroidなので、androidのアプリは動くはず。。

そんなわけで、いろいろ試行錯誤した結果、最も簡単な方法を記しておく。
[kindleが承認したアプリではないものをインストールするため、
不具合など起こるかもしれません。自己責任でお願いします。]

事前準備

■android端末にESファイルエクスプローラーをインストール

ESファイルエクスプローラー – google play

■android端末にdropboxをインストール
(dropboxのアカウントがない人は、アプリをインストールしてから作ってしまおう)

dropbox – google play

■kindle FIRE HDXにdropboxをインストール
1.Kindle上から下にスワイプして「設定」タップ
2.「アプリケーション」
3.不明ソースからのアプリケーション オフ→オンにする
4.android版dropboxをダウンロード↓

Android版 Dropboxダウンロードページ

※kindle FIRE HDXにdropboxをインストールする方法はこのページに詳しくあります

5.dropboxインストール

やること

—スマホやタブレットなどkindle以外のandroid端末—-

1.ESファイルエクスプローラーを起動
2.「メニュー」(画面左上)→「ライブラリ」→「アプリ」とタップ
→「ユーザアプリ」の画面へ
3.Kindleへ移したいアプリを長押しして選択。
4.下メニューから「共有」をタップ。dropboxを選択。

—kindle FIRE HDX—-

事前準備でインストールしたドロップボックスを起動。
↑の4で、共有したアプリのファイルをタップ。インストール。

以上!これでタブレットで映画が見れる!

追伸:
基本的にはこの動画の手順通りなのですが若干操作が違うところもあります。
でも、動画なので視覚的に解りやすいです。

francisInside

新文芸坐に行ってきた!「フランシス・ハ」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」を見てきたよ!

池袋新文芸坐にて《シネマ・カーテンコール》の「フランシス・ハ」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」を見てきた。《シネマ・カーテンコール》は明日までで、明日は「バチカンで逢いましょう」(2012・独/105分)13:15/18:00「グレート・ビューティー 追憶のローマ」(2013・伊=仏/141分/PG12)10:40/15:25/20:10 だそうです。

池袋駅から行く道すがら、ニコニコ動画の本社を発見。あれ?原宿になかったっけ。
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ま、いいや。

9:55「フランシス・ハ」上映。お客さんの入りは6割位。うんゆったりできる。
「フランシス・ハ」上映後、次の「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」上映まで10分しかない!でもおなかへった!
新文芸坐に出張販売のザクーンのザクーン・ロール!がっつり頂く。

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野菜たっぷりで、生地もモチモチでメチャウマ(ステマじゃないです)

さて、「フランシス・ハ」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」の感想に入る。
奇しくも2つとも夢を追う(もう若者とも言えない年齢の)物語であり、現実と夢の間の着地点を探して彷徨う話という点で共通している。

「フランシス・ハ」

(公式サイトより)
ニューヨーク・ブルックリンで親友ソフィーとルームシェアをして、楽しい毎日を送る27歳の見習いモダンダンサー、フランシス。ところが、ダンサーとしてもなかなか芽が出ず、彼氏と別れて間もなく、ソフィーとの同居も解消となり、自分の居場所を探してニューヨーク中を転々とするはめに!さらには、故郷サクラメントへ帰省、パリへ弾丸旅行、母校の寮でバイトと、あっちこっちへ行ったり来たり。周りの友人たちが落ち着いてきていることに焦りを覚え、自分の人生を見つめ直し、もがいて壁にぶつかりながらも前向きに歩き出そうとするフランシス。不器用で大雑把だけどチャーミングな彼女の姿に、誰もが共感を覚え、心が軽やかになり、不思議なタイトル”フランシス・ハ”の意味が明らかとなるラストに胸を打たれる。

「イカとクジラ」(2005年)のノア・バウムバック監督の久々の劇場公開作品。その間にも「ベン・スティラーの人生は最悪だ!」や「マーゴット・ウェディング」など監督作があるが、いずれも日本では劇場公開されていない。「イカとクジラ」は大好きな映画だ。「フランシス・ハ」も好評なのでこれからは劇場公開してください配給会社さん。

「イカとクジラ」を見た時、なんて端正に人物を分析した映画なんだろう、精神科医が作った映画だろうか、と思った。「フランシス・ハ」はどちらかと言うとカウンセラーが優しい視線で描いた、という感じがした。本作のフランシス役を演じたグレタ・ガーウィックとバームバック監督の共同脚本のこと。

何か夢を求めて上京したものなら、フランシスのドタバタっぷりを笑いつつ、「わかるわかる」と頷くだろう。私もフランシスと同じようにフラフラっと上京し、とある夢を目指してドタバタした。上京して数年間は心の拠り所となる友達に依存してたし。(結婚して離れていったところまで同じ)加えて、あくまで想像だが、フランシスはおそらく親にお金の無心をしてる。(サクラメントに帰った時の両親が裕福そうだし、モダンダンスがそもそも裕福な家の子供特有なきがする。)「お金がない」といいつつサクッとパリへの旅行を決めてしまうあたりとかね。あぁ、身につまされる。私も親に無心をしたりした。大爆笑だったけど全然笑えねぇ。

さて、映像はモノクローム。NYの状況を美しく映し、音楽はトリュフォー作品などで知られる作曲家ジョルジュ・ドルリューの楽曲やデヴィッド・ボウイの「モダンラブ」がカラフルに彩る。大親友のルームメイト・ソフィーがアパートを出ると決めた時、フランシスが走りだした時の「モダンラブ」のポップさが忘れられない。

さて「フランシス・ハ」の「ハ」って何?というのは公式サイトでも惹句として使われる。確かにラストにフランシスがメールボックスの本名「Frances Halladay」の苗字を折り曲げて「Francis Ha」と出てくる。だけど、その奥になんの意味があるの?という感じだ。バームバック監督のインタビューによると、「1980年代にジェシカ・ラング主演の同名タイトルの映画があったから、できればオリジナルのタイトルをつけたいと思っていたんだ。いずれにせよ、名前をタイトルに入れ込みたいとずっと考えていて。イニシャルでもラストネームでもよかったんだけど、映画の最後で偶然こういうタイトルにしよう、と決まったんだ。」とのこと。

「Francis ha」の意味を勝手に提案してみる。「ha」というのはまぁ笑い声として日本語と英語共通している。特に映画で「Ha!」というと、嘲笑的であったりする。だから「フランシス(笑)」「おかしなフランシス」みたいなニュアンスで捉えたらどうだろう、などと思った。

「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」

(公式サイトより)
物語の舞台はまだマスコミやレコード会社などが発達していなかった1961年、NYのグリニッジ・ヴィレッジ。ライブハウスで歌うフォーク・シンガーのルーウィン・デイヴィスは、最近何をやっても裏目に出てばかり。一文無しで知り合いの家を泊まり歩く日々。つい手を出した女友達からは妊娠したことを告げられ、おまけに仕方なく預かるはめになった猫にも振り回される始末。山積みになったトラブルから逃げ出すようにルーウィンはギターと猫を抱えて人生を見つめ直す旅に出る。ジャズ・ミュージシャン、ローランドとの悪夢のようなドライブ、歌への信念を曲げれば成功するかもしれなかった有名プロデューサーのオーディション、年老いた父との再会の末、とうとう歌をやめて父と同じ船員に戻ろうと決意するが、それさえもうまくいかない。旅から戻りあらゆることに苦しめられ打ち拉がれたルーウィンはまたNYのライブハウスにいた。歌い終えたルーウィンがふとステージに目をやると、そこにはやがてフォークの世界を大きく変えることになる無造作な身なりの若者、ボブ・ディランらしきシンガーの姿が。同じような日々がまた回り始めたかのようにみえるルーウィンの人生。しかしその外側で、彼の想いを受け継いだかのように、新しい時代がすぐそこまでやってきていた……。

これは、男版夢追い物語だ。また時代の徒花となった男の話でもある。ガスライトカフェで、「金の匂いがしない」フォークイベントで、ルーウィンの後に歌った男がボブ・ディランそっくりの歌い方だ。この映画はボブ・ディランが憧れた伝説のフォーク・シンガー、デイヴ・ヴァン・ロンクの回想録をベースに兄弟が翻案したものだ。ボブ・ディランのように脚光を浴びる人の周りにはこういう人がいっぱいいたのだろう。

そして、ジョン・グッドマンが登場して、自分勝手なボタンの掛け違えトークが始まるととたんに「コーエン兄弟の映画だ」と想い出させられる。

とにかく話しの作りに唸る。主人公の成長のメタファーとしても、話を転がす役としても活躍する猫のユリシーズ。初っ端と最後が全く同じで、同じように人生が繰り返すことを示唆しつつ、ユリシーズを家から出さなかったルーウィン。

余談:ジャスティン・ティンバーレイクのソロ以降の活躍が目覚ましい。ソロアルバム「ジャスティファイド」から、一貫して素晴らしいアルバムを出しているし、こと映画進出に関して言えば、デヴィッド・フィンチャー「ソーシャルネットワーク」、アンドリュー・ニコル「タイム」、クリント・イーストウッドと共演した「人生の特等席」、コーエン兄弟「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」と誉れ高いキャスティングに恵まれている。マドンナにしてもマライア・キャリーにしても、映画進出するアイドルや歌手は必ずラジー賞にノミネートされるのだが、特に男性アーティストで歌手活動と平行してここまで渋くフィルモグラフィーを重ねているのは本当にすごい。フレッシュ・プリンスことウィル・スミスはいい映画に出ることもあるけど、ラッパー活動してないしね。

総評として「フランシス・ハ」は感情的に満たしてくれる映画で「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」は端正なフォルムで理性的に満たしてくれる映画のような気がした。

《ヌーヴェルバーグSF対決》

【感想】ヌーヴェルバーグSF対決「華氏451」「アルファヴィル」初日の様子+感想!

シアター・イメージフォーラムにて。

本日2014年12月27日から開催の《ヌーヴェルバーグSF対決》の「華氏451」(フランソワ・トリュフォー)「アルファヴィル」(ジャン=リュック・ゴダール)を見てきた。1月16日までやっているのでお見逃しなく!

開場のシアター・イメージフォーラムに10:15分頃到着。開場は10:30だったので、缶コーヒーなどの見ながら待つ。待っている人は5-6名。しかもその人達は11:00上映の「パーソナル・ソング」のお客さんで、整理券番号1番は私だった。隣のスターバックスで「華氏451」上映時間11:30まで時間つぶし。バナナ(80円)を食べたり。

お客さんの入りは6割くらいのような気がした。朝だからだろうか。14:00の「アルファヴィル」も同じくらいだった。なので隣に一席あいた状態で見られた。

さて、ふたつを見終えた感想。ネタバレをするのでこれ以降ご注意ください。

どちらも行き過ぎた監視社会のディストピアから主人公が開放される話という点では共通している。また、ヴィジュアルエフェクトや大掛かりなガジェットがほとんど登場しない。

「華氏451」

主人公ガイ・モンターグは「ファイヤーマン(辞書的な意味では消防士)」という職業だが、火事を消化するわけではなく、人々から書物をとりあげて燃やす職業。(そもそも防火建築でほんとうの意味での消防士は存在しない)華氏451度は「紙が燃える温度」(日本でお馴染みの摂氏なら233度)人々は、書物を読まずに、テレビを見ている。テレビも、パーティでの席順マナーなど、娯楽的な要素が一切ない。そんな生活から、モンターグは隣人のクラリス(内緒で読書をしている)に惹かれながら、隠し持っていた書物を読み始め、監視社会から逃れていく。

まず、ちょっと否定的な感想を先に述べておくと、この映画は「本を読む人たち」の制限された欲求についての映画だ。しかし言葉や文字は当然存在する社会なので、言葉や文字が存在する以上、「本を読む人たち」だけではなく「本を書く人たち」の存在にもスポットを当ててしかるべきかと思う。本を書くことがどれほど制限されているかには触れられていない。また、小説や思想書、伝記が否定される理由は述べられていたが、技術書やマニュアル本などは一切触れられていない。監視社会にはあるはずだと思うけど。

しかし、クラリスとモンターグが最後に流れ着く「ブックマンたちの世界」のユートピアが面白い。書物が禁じられた世界で読書を楽しむために、人々は本を丸暗記している。◯◯の本は誰々に聞けば教えてくれる、という形で口承で読書を楽しむ。森のなかでうろうろと書物を諳んじながら、歩く人達。この光景は実は本を媒介とした読書よりも良い形の物語や知識の伝え方なのではないか、と何となく思う。おそらく物語や知識を人から教わりたるほうがよいのではないか。それが非効率的だから活版印刷以降、書物が活用されてるだけで。昔の日本でも書物の奥付に著者の住所があり、読者と著者がより直接的なコミュニケーションができていたそうだ。

さて、モンターグの妻・リンダとクラリスを一人二役で演じたジーン・セバーグが可愛い。
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ショートカットのクラリスのほうが好きだな。

余談:2004年にアメリカのマイケル・ムーアが制作した反ブッシュ映画「華氏911」(これは「自由が燃える温度」とのこと)のタイトルに、レイ・ブラッドベリが猛烈に怒っていた。「了解もなしに、数字だけを変えて題名を使った」、「恐ろしい人間だ」

「アルファヴィル」

<wikipediaより>

コードナンバー003を持つシークレット・エージェント、レミー・コーションは「フィガロ=プラウダ紙のジャーナリスト、イワン・ジョンソン」を名乗り、感情や思想の自由など個人主義的な思想が排除された都市・アルファヴィルへと潜入する。彼の目的は、失踪したエージェントのアンリ・ディクソンを探すこと、アルファヴィルを建設したフォン・ブラウン教授を逮捕または抹殺すること、アルファヴィルを管理する人工知能アルファ60を破壊することであった。

こちらはトリュフォーの「華氏451」が非常に淡々と物語を展開したのに対し、ゴダール節炸裂のワクワクギミックで吸い込まれていく。要は007や「2001年宇宙の旅」的なもの(実際には「2001年宇宙の旅」は「アルファヴィル」の3年後に作られるわけだが)を俺(ゴダール)がやったらこうなる、みたいな映画だ。アルファヴィルを管理する人工知能アルファ60は2001年宇宙の旅のHALを思い出す。

アルファ60の台詞でアルファヴィルが誕生した経緯が語られてたのが印象的だった。正確に記憶していないのだが

1という数字を知っていると2という数字をがあると人間は想像してしまう。なぜなら1+1は2だからだ。最初の「+」という概念を忘れ去っている。このようにして、人間は過去のロジックを破壊してきた。(もし違ったらごめんなさい)

演出やストーリー、映画の文法においてもロジカルさのさじ加減が基本的に固い。それなので時にあえて破綻させられていて、揺さぶられる。(とはいえこの映画はとても解りやすい)

ゴダールといえば、高校生の頃「勝手にしやがれ」を見て、全く理解できずにゴダール恐怖症になり、それから10年位食わず嫌いしていて、「女は女である」を何かのはずみで見た時、「なんだかわからないけどアンナ・カリーナがとてもかわいいポップな映画だ!」と安心した。今回もアンナ・カリーナは可愛さというより、ダークな美人さが際立った。

「アルファヴィル」の台詞をimdbのQuotesで見返して、こんなのがあった。正確にどの場面で入ったのか覚えていない。

Alpha 60: Sometimes reality is too complex for oral communication. But legend embodies it in a form which enables it to spread all over the world.(もともとの言語は勿論フランス語)

時として、現実は複雑すぎて口頭でのコミュニケーションでは伝わらない。しかし、言い伝えがそれを世界中に広がるほどの形に具現化させる。

「アルファヴィル」の台詞が奇しくも「華氏451」のラストにつながった気がする。

余談:村上春樹とゴダールの『アルファヴィル』に「村上春樹とゴダール」について、また「村上春樹はなぜラブホテルに『アルファヴィル』という名前を与えたか」について書かれています。両者がお好きな方はどうぞ。

gonegirl

【感想】「ゴーン・ガール」を見たよ!(ネタバレあり)

正直、名画座BOT&今日の名画座の管理人としては、感想を書くのが気が引ける。なぜなら、映画のウェブサービスを作っているくせに大して映画を見ていないからだ。しかし、名画座がどんどん潰れていく昨今、ついに新作封切館の新宿ミラノ座まで潰れてしまう(クロージング上映が凄いことになってるよ!みんな行こう)。

そんななか、「あの映画おもしろかったよ」とネットに書き散らすことが一番の宣伝になるんじゃないかと思い、書いてみることにする。ファミレスでだべってるのを書き起こしたような文章なので、ご笑覧というやつでお願いします。

デヴィッド・フィンチャー監督の「ゴーン・ガール」を見ました。以下、ネタバレ込みの感想を書くので、困る方は読み飛ばしていただきたくおもいます。またフィンチャー映画のことも書くので、そのネタバレを読みたくない方も。

——

総合的には「フィンチャーさんはいつも期待を裏切らない。(物語上は裏切られまくる)」。私は推理モノミステリーは割と苦手というか、「犯人がだれでもいいじゃん」と思ってしまうのだが、後半部からガラリと映画のジャンルが変わる辺りが見もので、そのストーリーテリングの巧みさに舌を巻いた。特に中盤部から夫婦間戦争、後半部からフィンチャーお得意のサイコパスモノに変わり、演出が冴える冴える。(ブライアン・デ・パルマが撮っていたらよりアンニュイでセクシーなファム・ファタールモノになっただろう。)エイミーがデジーをぶっ殺す時など、音楽(トレント・レズナー&アッティカス・ロス)も重苦しい不協和音も相まってボディーブローのように感情を打つ。

この映画を見たあと、ベン・アフレックってなんていい奴なんだ、と思った人も多いのではないか。

「エイミーに殺されるかもしれない。でも子供が生まれた以上責任があるだろ!」

この台詞であたかもベン・アフレックがいいやつかのような錯覚に陥る。ベン公はテイラーを演じているわけだが、演じ方もしゃべり方も浮気しちゃうところもメディアに叩かれるところも奥さんを怖がっているところも全部キャラに合っている気がする。ベン公がマジでやっているかのよう。

そして奥さんのエイミーはロザムンド・パイクだが、先述したようにストーリーに従って映画のジャンルが変わるにつれ、見事に演じ分けている。対照的。(全然関係ないけどロザムンド・パイクを初めて見たのは「007 ダイ・アナザー・デイ」で当時から可愛いな、と思ってました。)

話のラストは結局ソシオパス/サイコパスな妻と子供を育てる決意をするが、その先は必ずしも明るいものではないだろう。

さて、ネットのレビューを見るとこの映画は「大どんでん返し」の映画ということで、そこが賛否両論のようだが、やはり違うだろうと思う。先述したように「映画の途中でジャンルが変わる」のであり、そのストーリーテリングの巧さとテーマの一貫性だと思う。テーマとは勿論「結婚」だ。私は独身なので結婚は未踏の地だが、奇しくもベン公が言ったように奥さんに殺されるかもしれないけど、離婚したら子供が奥さんに殺されるかもしれない。だからあの物悲しいエンディングが良いわけで、これこそが最初からジャンルが変わっても通底したテーマだと思う。

ジャンルがジェットコースターのように変わってもテーマが一貫している映画で思い出すのが「チェンジリング」だ。ワーキングマザーモノ、女囚モノ(精神病院)、法廷モノ、サイコ・スリラーモノ、などジャンルを横断するストーリーテリングの技術とともにテーマが変わらず訴えるものがある。

フィンチャーとソシオバスたち

フィンチャーの映画にはエイミーのようなソシオパス/サイコパスがよく登場する。

ただ「ドラゴン・タトゥーの女」でも後半部にリスベットがミカエルに淡い恋心を抱くようになったように精神病質の主人公にも人間味を持たせている。「ソーシャル・ネットワーク」でもそうだ。サイコパスまではいかないソシオバスたちが人間らしく描かれている。

フィンチャーと愛すべきソシオバスたち

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なんていうコラージュを作ってみた。

フィンチャーの映画にはだいたいサイコパス/ソシオバスたちが、脇役で登場したり、主役で登場したり、悪役で登場したり、男性で登場したり、女性で登場したり、その都度変えている。

そうでない場合は「パニックルーム」や「ゲーム」のように主人公が精神的に追い詰められていく。

SE7ENの頃のフィンチャーのサイコパスの描き方からすると、ずいぶん円熟味を帯びて、優しい眼差しすら感じられる。

個人的にはパニック障害を患ったこともあるので、精神病っぽいものに惹かれるのかもしれない。友人に「パニック・ルーム」がおもしろかった!と言ったら否定されたが、パニック障害としては閉所に閉じ込められて「ヴァー---ー!!!!!」と叫ぶジョディ・フォスターを涙なしではみらないw

というわけで、このへんで。興味をもった人は是非新作映画館でも名画座でも!

senkyo

【動画】 選挙にまつわる映画をまとめてみた。

本日2014年12月14日は第47回衆院選の投票日です。前回の衆院選では投票率が戦後最低の59.32%(小選挙区)で、今回は更に下回るのではないか、という予測があったので「これはよくないな」なんとなく#選挙にまつわる映画 というハッシュタグでtwitterのフォロワーさんに教えてもらいつつ、選挙にまつわる映画をつぶやいていました。

そのまとめを記録したいと思います!

真面目なのから、怖いのや、コメディまで含めて「選挙にまつわる映画」を上げていきます。

「選挙」

「立候補」

「ミルク」

「候補者ビル・マッケイ」(プレビュー)

「ナッシュビル」

「オール・ザ・キングスメン」

「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」

「NO ノー」

「ブッシュ」

「エレクション/黒社会」

https://www.youtube.com/watch?v=KCK8Ydr7KO8

「ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ」 (プレビュー)

「ヒップホップ・プレジデント」

「ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!」

「ナポレオン・ダイナマイト」(ダンスシーン)

「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued / AKB48」

その他日本語予告編が見つからなかったものや、選挙が登場する映画
「タクシードライバー」(マーティン・スコセッシ監督)
「ボブ★ロバーツ」(ティム・ロビンス監督)
「カンザス・シティ」(ロバート・アルトマン)
「アメリカン・ウェイ」(デニス・ホッパー主演)
「一票のラブレター」(ババク・パヤミ監督)
「パララックス・ビュー」(ウォーレン・ベイティ主演)
「ザ・コンテンダー」(ジョアン・アレン主演)
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」
「戦争より愛のカンケイ」
「SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」(ウグイス嬢が街宣ライム)